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4つの季節をもつ日本では、気候、風土により、世界の中でも、
美しい木を得る事が出来る国です。
日本ではこの美しい木を使い、
人間の生活の中に家や家具や工芸品に、多くの木を使い、
心の豊かさや、やすらぎを得ていたのでしょう。
古来より日本は木の国、「木の文化」を求め続けてきました。
しかし現代、近代建築においては、
木の本質を味わう事が少なくなってまいりました。
いやそれ以上に人間の心の問題にまで影響を及ぼしているように思えます。
自然からの恩恵を受け、自然に学んでいく人間の生活、人が集う家のあり方。
21世紀は間違いなく、自然との共生のもとに、心の時代となるでしょう。
環境と調和のとれた、日本人の生活に密着した、
「木の文化」を求める時代であると思います。
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