■中川典子(なかがわ のりこ)
銘木師
(株)千本銘木商会 専務取締役。
IWA 木材アドバイザー
【プロフィール】
京都市生まれ。
木屋町三条で、高瀬川の運搬を利用した、
江戸時代から続く材木商、「酢屋」に生まれる。
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酢屋は幕末に坂本龍馬を匿った材木商で、創業296年の老舗。
現在は、(株)千本銘木商会が家業を継承。
女性では珍しい岐阜、奈良県吉野での修行を経て、文化財建築材納入、
京の町家再生、床の間づくり、新しいモダン木の空間、家具・建具製作に従事。
床の間製作の銘木加工技術の特長を生かし、木のコーディネートがマンション、
店舗や学校などに現在、活用され始めている。
日本建築、和室、床の間や京に息づく木の道具など、知られていない木の由来、
適材適所、木のある暮らしの豊かさを伝え、森と街をつなぐため、
京都新聞にて、平成十五年から始まった「木林学ことはじめ」、
続編平成十九年「木林学のススメ」の連載を約3年担当する。
NPO法人京町家・風の会理事、京都木材青年経営者協議会会員・日本銘木青年連合会会員。
2017年林野庁・特定非営利活動法人 芸術と遊び創造協会における、木育推進委員。
2009年より、京都の若手文化継承者たちで結成した 「DO YOU KYOTO?ネットワーク」大使(環境大使)を務める。
2009〜2012年NHK京都文化センター現地講座「木林学のススメ」
2011〜2012年「茶道雑誌」(河原書店:発行)にて
「木に生きる〜現代の銘木師を目指す〜」連載。
2012年〜「月刊京都」にて「三人寄れば京都のひみつ」
(佐々木晃、小川勝章と共著)連載中。
2013年〜愛知建築士会(1万部)「愛知の建築」にて
「木が教えてくれること」連載。
2013年「数寄屋大工展」(竹中大工道具館:主催)、
のちに2014年ハーバード大学(マサチューセッツ洲)巡回展示にも参加。
2014年〜日本建築士会(8万部)「建築士」にて 「京の木づかい文化」連載。
ブログ 「超・木林学のススメ」
趣味は、和菓子研究と茶杓作り。
和菓子好きが高じて、京菓子普及と京の建築を楽しむ
「京都・和菓子の会」を主宰。
13年目を迎え、登録会員数約450名。
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